第45回 夫婦関係の基本は挨拶の徹底

第45回 夫婦関係の基本は挨拶の徹底

皆さん、こんにちは!

 

挨拶

 

コミュニケーションの出発、基本となるものは何でしょうか?家族や学校、職場、地域社会など、どこにおいても人間関係の基本は“あいさつ”となります。

 

 

人間関係の基本

 

 「あいさつ」

 

「おはよう」、「こんにちは」などビジネスでも、日常生活でも人と人との出合い、最初に交わされるものが “あいさつ” です。あいさつをきっかけとしてご縁が生まれ、人間関係が作られます。縁や出逢いといった視点から考えると

 

 

“あいさつ”が

 

 

自分の人生や会社の行く先を大きく変える力を持っているということです。あいさつは基本であると同時に重要なものです。スポーツの世界では、何よりも基本を大切にします。

 

 

野球であれば素振りをすることは何よりも基本です。何百回、何千回、繰り返して行く中に実力として定着します。私は剣道をやっていましたが、同じく素振りの繰り返し、素振りの徹底が上達の秘訣です。

 

 

同じように、人間関係の基本である

 

 

「あいさつ」の徹底

 

 

豊かなコミュニケーションの秘訣ではないでしょうか?

 

 

 

剣道、柔道、相撲といった武道の世界でも華道や茶道の世界でもあらゆる所で、「あいさつ」の大切さが語られています。

 

 

「礼に始まり、礼に終わる」

 

 

こうした世界で、「礼」が大切にされるのは相手に敬意を払うということは、もちろんですが礼儀を大切にすることで自らの気持ちを引き締めるという側面があることでしょう。気持ちを引き締めることは自分に刺激を与え、自分を高めることにもつながります。

 

 

世界的に有名な超一流ホテルの「ザ・リッツ・カールトン」 では、どのような “おもてなし” “サービス” を心がけているのでしょうか?

 

 

「ザ・リッツ・カールトン」にはホテルの哲学や信条を明文化した「クレド」というものが、存在します。

 

 

■クレド

 

「ホテルの哲学や信条を明文化したもの」

 

 

 

「リッツ・カールトン」の心のこもった“おもてなし”は全てこのクレドに基づいて実現されていると言っても過言ではありません。この「クレド」はカード化され全スタッフが携帯しています。この「クレド」には経営理念をはじめとするお客様に最上のサービスを提供するために必要な様々な言葉が書かれています。

 

 

従業員の行動指針として、「サービスの3ステップ」と言うものがあります。

 

 

それには、次のように記されています。

 

挨拶

 

 

■従業員の行動指針「サービスの3ステップ」

 

@ 「温かい、心からのごあいさつを。 お客様をお名前でお呼びするよう心がけます」

 

A 「一人一人のお客様のニーズを先読みしお応えします」

 

B 「感じのよいお見送り。さようならのごあいさつは心をこめて。お客様のお名前をそえます」

 

 

 

このような3つのサービスを一言にしたら、

 

 

「あいさつの贈り物」

 

 

「あいさつのおもてなし」

 

 

といえます。

 

 

あいさつの本質は…自分の心を伝える行為に他なりません。

 

 

 

そのため、究極的に問われるのが「あいさつ」をする人の心です。心が込もっていなければ、相手の心には伝わりませんし、残りません。ですから、心を込めて「あいさつ」をすることが大切です。しかし、心は伝わるような形にして示さなければ相手には伝わりません。

 

 

ですから、「あいさつ」をするためには形を学ぶことも必要です。このように、心を込めるという姿勢と心を形に表すという両面が重要になります。

 

 

〜あいさつの姿勢〜

 

@心を込める

 

A心を形に表す

 

 

 

では、「あいさつ」の心について考えてみたいと思います。最も大切なことは形よりも心が相手に伝わることです。例えば、身だしなみやマナー、礼儀作法がお世辞にもいいと言えない人でも心の込もった「あいさつ」をするということがあります。

 

 

反対に、身なりも整っていてマナーもしっかりしていて社交性は高いけれど心が伝わってこない「あいさつ」をする人もいます。

 

 

 

「完璧な作法のあいさつ」

 

 

よりも

 

 

「心が伝わるあいさつ」

 

 

が大切でしょう。

 

 

 

では、どうしたら心を込めた「あいさつ」ができるのでしょうか?

 

 

それは言葉の意味を意識すると

 

 

感情・心情の込もったあいさつになる

 

 

のではないでしょうか。

 

 

言葉の意味を意識して「あいさつ」をしてみるということです。

 

 

まずは、 「ありがとう」 です。

 

 

「ありがとう」 という言葉は、元々は

 

 

「有り難し」

 

 

という言葉に由来しています。

 

 

有り難しとは、滅多にないほどのことを相手の方からして頂いた状態だと言えるでしょう。

 

 

それに感謝することが、

 

 

「ありがとう」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

という言葉です。

 

 

儀礼的に・・・ 

 

 

「ありがとうございます」

 

 

「ありがとうございました」

 

 

と言うのではなく、滅多に起こり得ない有り難いことが起こったんだと思ってみると、心が込もってくるのではないでしょうか?小さなことに対しても「ありがとう〜」と言う姿勢が大切となります。

 

 

次に

 

 

「お世話になります」

 

 

「お世話になっております」

 

 

「お世話になりました」

 

 

という「あいさつ」です。

 

 

人から自分のために何かして頂くして頂いている、あるいは頂いた時に感謝の気持ちを表すのが、

 

 

「お世話になりました」

 

 

「お世話になっております」

 

 

「お世話になりました」

 

 

です。

 

 

そこで、「お世話になっております」という言葉を使う時には自分は一人で生きているのではなく、皆様の力を借りて、そのおかげで生きている、本当に感謝しております。という気持ちを込めてみて下さい。

 

 

「お世話になっております」という言葉は、正に生かされていることへの感謝の気持ちを表わしたものだといえます。

 

 

また、

 

 

「おはようございます」

 

 

という「あいさつ」です。

 

 

「おはようございます」という言葉は、お早い時間からご苦労さまです。お早い時間から大変ですね。

 

 

お早い時間からありがとうございます。という、そのような意味から始まっていると思われます。

 

 

 

さらに

 

 

「こんにちは」

 

 

「こんばんは」

 

 

という「あいさつ」です。

 

 

「こんにちは」には元々、「今日は良い日ですね」「今日はお元気ですか?」という意味であり、

 

 

「こんばんは」

 

 

も同様に「今晩は、良い日ですね?」

 

 

「今晩は、お元気ですか?」という意味が込められています。

 

 

言葉の意味を意識しながら、

 

 

「こんにちは」

 

 

とあいさつをすれば、あいさつをするたびに自分の中のポジティブな気持ちを呼び起こすことができることでしょう。

 

 

また「さようなら」

 

 

のあいさつは

 

 

「さようならば」

 

 

左様ならば

 

 

という言葉からきています。

 

 

「左様ならば、私はここで失礼します」という意味だったのでしょう。

 

 

そこには、今日、お会いできたことはとても嬉しかったです。本当にありがとうございます。という気持ちが含まれています。

 

 

出会えたことに対する感謝の気持ちや相手のこれからの事を思う気持ち再度、お会いしたいという気持ちを意識することで「さようなら」と一言発するたけでも心の込もったあいさつになります。

 

 

「お先に失礼します」

 

 

というあいさつです。

 

 

終業時に部下が上司に対してあいさつをする時や後輩が先輩にあいさつをする時には「お先に失礼します」という言い方が一般的です。

 

 

これは、私が先に帰るのは大変失礼なことですが本日はお先に帰らさせて頂きます。という意味になるでしょう。上下関係、先輩後輩の関係を大切にした気づかいの言葉です。

 

 

反対に、上司が先に帰る時は

 

 

「お先に」

 

 

とか

 

 

「お先に失礼させてもらうよ」

 

 

というあいさつをしますが、

 

 

本来これは、みんな遅くまでがんばってくれて本当にありがとう。申し訳ないけど、私は先に帰らさせてもらうよ!という部下に対する感謝の気持ちが込められた言葉といえます。

 

 

さらに食事の時の

 

 

「頂きます」

 

 

というあいさつもあります。

 

これは、食事を作ってくれた人に対する感謝の思いや自然の恵みに対する感謝、食事ができることに対する感謝、ここまで生きてきたこと、生かされてきたことに対する感謝というものがあるでしょう。

 

 

これらの様々な感謝の気持ちが

 

 

「頂きます」

 

 

という言葉に込められています。

 

 

このようなあいさつの言葉の意味を意識しながら、次のポイントを努力するならば、人間関係は必ず向上することと思います。

人間関係向上の秘訣

人間関係 向上

 

 

@自分から先にあいさつ

 

A相手の「名前」を呼んであいさつする

 

B「褒め言葉」とともにあいさつする

 

 

まず第一に自分から先にあいさつというです。

 

 

あいさつをする場面では相手よりも先に自分の方から声をかけてみましょう。一般的には先にあいさつをした人の方がより積極的でより「おもてなし」の心の高い人であると判断されます。

 

 

次のポイントは相手の「名前」を呼んであいさつすることです。

 

 

リッツ・カールトンというホテルでは接客の中に大切にしているのが、この「名前」を呼んでの「おもてなし」です。ご予約の段階で名前はわかっているのですから

 

 

「○○さま、ようこそ、お越し頂きました。」

 

 

とご挨拶をすることができます。

 

 

初めていらっしゃったお客さまの場合、お名前が分からないこともありますが、二回目以降であれば顔を覚えておけば「お名前」をお呼びすることができます。

 

 

多くのお客様は私の名前を覚えてくれたと驚かれます

 

 

「○○さま、おはようございます。」

 

 

「○○君、おはよう」

 

 

「○○さん、お疲れ様でした」

 

 

など一言加えることで心が込もったあいさつになると思います。

 

 

 

三つ目のポイントは褒め言葉とともにあいさつすることです。あいさつする時、相手の良い所を見つけて褒めてみましょう。これはお世辞を言うということではありません。

 

 

相手の良い所をみようとする態度が必要だということです。褒めることとお世辞は本質において異なります。

 

 

〜褒めるとは?〜

 

 

相手と相手の長所に対する敬意の気持ちから出てくる行為

 

 

一方、お世辞とは?

 

 

自分にとって有利な状況を作りたいがために使うものと言えるでしょう。

 

 

「メガネが似合っていますね〜」

 

 

「髪形が素敵ですねぇ」

 

 

「素敵なお召し物ですねぇ」

 

 

など相手の良い点を褒めるようにしてみましょう。では、今回のポイントを確認してみましょう。

 

 

実践のポイント

夫婦 改善 

 

人間関係の基本である「あいさつ」を徹底しましょう


あいさつの言葉の意味を意識してみましょう


自分から先にあいさつするよう努力しましょう


相手の「名前」を呼んであいさつする


褒め言葉とともにあいさつしましょう


 

 

 

このように、あいさつの徹底は人間関係の基本であり、最も大切なことです。今一度、見直して実践してみましょう。

 

 

以上で終わります。ありがとうございました。

 

 

次回は、第46回 相手の心に届く「Iメッセージ」です。お楽しみに!

 

 

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