夫婦関係修復講座(part2)

第37回 夫婦関係を改善する自己肯定力

皆さん、こんにちは!

 

今回のテーマは「夫婦関係を改善する自己肯定力」です。

 

 

夫婦関係を豊かにするためには、相手を受け入れる心が大切ですが、さらにその前に自分自身を受け入れることも大切です。

 

そのポイントは「自己肯定力」と言います。

 

 

 

■自分自身を受け入れるポイント

 

 

→「自己肯定力」

 

 

夫婦関係 肯定的

 

 

皆さん、あなたの長所は何でしょうか?という質問に対してすぐに答えることができるでしょうか?

 

 

案外、言葉が出てこない場合が多くあります。反対に短所は何ですか?と尋ねられるならば、次々に出てくる場合もあります。

 

 

自分を高めるために、自分の足りないところを意識しているからでありましょう。しかし、重要なことは自分の長所に目を向けて伸ばしていくということです。

 

 

自分の長所に目を向けることが大切

 

 

短所を見つめているか?長所を見つめているか?によって、自己イメージが変わります。

 

 

実は、自分をどのように見つめているかという自己イメージが人生全てに大きな影響を与えるものです。

 

 

■自己イメージ

 

 

→ 人生に大きな影響を与える

 

 

例えば、Aさんという方はどのような人なのか?と言った場合、肯定的に見つめる観点と否定的に見つめる観点があります。見つめ方で評価は大きく違ってくるでしょう。同じように、自分自身に対しても見方によって評価が変化していきます。

 

 

長所を見つめる人は自分に対しても肯定的に受け止めることになり、自分に誇りを持ち人間関係など人生全てに前向きに捉えるという特長があります。しかし、肯定的な表現をしようとしてもなかなか出てこない場合があります。その原因の一つに否定形の固定観念に支配されていることがあります。

 

 

一言で言ったら、

 

 

思い込み(固定観念)

 

 

です。

 

人は事実よりも自分の思っているイメージの方をより強く信じる場合が多いものです。必ずしもそうと言い切れないことを断言してしまうことが固定観念です。

 

 

例えば、

 

 

「バラは赤い」

 

 

という言葉は正しい事実でしょうか?

 

 

事実ではありますが、正確でもありません。バラは赤が主流ですが、白いものもあります。ですから、正確に言えば

 

 

「バラは赤い」

 

 

→ 「バラは赤いものもある」

 

 

となります。

 

 

同じように、「私はダメな人間だ」 と言い切る人がいます。

 

 

これも事実の場合もありますが、正確ではないはずです。正確に言えば、

 

 

私はダメな人間だ

 

 

→ 私はダメなときもある

 

 

となるでしょう。

 

 

このように、事実でもないことを思い込んでいることに気付くことや意識転換することが大切となります。

 

 

ある方が

 

 

「バラと言ったらやっぱり赤いバラでしょう、

 

 

白いバラは好きではないねぇ」  

 

 

と言ったら、

 

 

他の人も 

 

 

「そうですねぇ、私もそうです」

 

 

と言ったとしましょう。

 

 

 

すると

 

 

「皆、白いバラは好きではないようだ」

 

 

思い込むことがあります。

 

 

しかし、正確に言えば、全ての人がそうとは言い切れません。

 

 

「皆、白いバラは好きではないようだ」

 

 

→ 「白いバラが好きではない人がいるようだ」

 

 

ということになるでしょう。

 

 

 

同じように、

 

 

「皆が私を嫌っているようだ」

 

 

と思い込んでいる人がいます。決して皆の話しを聞いた訳ではないでしょう?

 

 

正確に言えば、

 

 

皆が私を嫌っているいるようだ

 

 

→ 私を嫌っている人がいるようだ

 

 

となります。

 

 

このように、否定的な部分を気にするあまり、否定的な固定観念に振り回されている場合があります。自分自身を否定的観点で見るのではなく、
肯定的観点で見るならば、自分の気付かなかった個性の再発見になる場合があります。

 

 

自分自身を「肯定的観点」で見る

 

 

⇒ 個性の再発見

 

 

自分は話し下手であると気にしている人がいたとしましょう。しかし、話し下手と思っている人は話すことよりも聞くことが多く、案外聞き上手な場合が多いものです。

 

 

話し下手である 

 

 

⇒ 聞き上手

 

 

また、私は

 

 

「積極性がないし、行動力が乏しい」

 

 

と思っている人は、積極性がない代わりに地道にコツコツやるという特長があるものです。

 

 

 

積極性がないし、行動力が乏しい

 

→ 地道にコツコツと行う

 

 

また、ある人は

 

 

私は

 

 

「人の目が気になりやすい」

 

 

と気にしていたとしましょう。しかし、見方を変えれば、人の気持ちに敏感な心の持ち主となります。

 

 

人の目が気になりやすい

 

 

→  人の気持ちに敏感な心を持っている

 

 

このように長所と短所は背中合わせになっている場合が多いものです。自分の特性を前向きに活かすことを考えたら、その人の個性を伸ばすことができるのではないでしょうか?

 

否定的に見たら、自分の嫌なところばかりとなります。自分は劣っている人だと感じていると他人とのコミュニケーションも支障をきたします。

 

 

自分が劣っていると感じていると、常に自分をりっばな存在に見せようと考えてしまいます。

 

 

すると常に、優越感を求めることに必死になったり、自分のミスを複雑に解釈してしまったりして、頑張れば頑張るほど悩みが大きくなるという結果になります。

長所伸長法とは?

ところで、経営コンサルタントで有名な船井幸雄先生をご存知でしょうか?

 

法則 マクロに発想する [ 船井幸雄 ]


感想(2件)

 

40年以上の経営コンサルタント歴を持ち、現在、船井総合研究所という約400人以上の経営専門家をようする我が国最大の経営コンサルタント会社のオーナーです。

 

 

数多くのベストセラーの著作と講演活動されている方ですが、この方の経営に対するアドバイスは天才的です。

 

 

多くの会社が経営改善されたり、事業拡大したりしています。経営の重要ポイントにあげている姿勢はいくつかあるのですが、

 

 

その一つに「長所伸長法」というものがあります。

 

長所伸長法

 

 

どんな小さな会社でもどんな業績が厳しい会社でも必ずどこかに長所があります。

 

価格面、サービス面、立地条件、商品力、社員の人柄など何か一つでも良いのです。その長所を探して伸ばしていくことが大切です。

 

 

ここだけは、他社に負けないというような独自の個性を発見することであり、創ることです。

 

船井幸雄先生は、企業診断をする時に課題点を探すよりも改善点、長所を伸ばすポイントを探す才能を持っています。

 

一般的なコンサルタントは課題を見つけて改善するという視点でありますが、長所伸長法的コンサルタントは画期的な変化をもたらしました。

 

著書の中に次のように記されています。

 

「全ての存在は使命や役割を持って生まれてきています。その使命や役割は、長所や得意なことを活用することで果たせるようになっています。そうするならば、自分のためだけでなく、世の中や人の役に立つことができるのです」  (船井幸雄氏)

 

このように、企業だけではなく個人も同じでしょう。自分の長所を見つけ伸ばすことが人生の成長の秘訣ではないでしょうか?

 

ここで問題になるのが、自分の短所だけが気になって長所を探せない人です。その場合は視点の転換が必要です。

 

 

会社の長所を探す時は、顧客の目線で考えることが大切です。どのようにしてもらったら、嬉しいのか?どのようなサービスを提供してもらったら、便利か?どのような商品があったら、欲しくなるのか?を考えると様々な可能性が出てきます。

 

 

会社の存在は、顧客のためにと考えるところから価値が現れます。

 

同じように、自分の個性や価値というものは自分だけ見つめて探すよりも相手のためにどのように活用するか?

 

役に立つか?という視点から発見できるものです。自分自身の価値や個性というものは、相手のために用いる時に大きく発揮されるものです。自分、自分という視点では

 

発見できず、

 

「相手のために」という愛を動機にすると

 

自分の性格に合った有効な生き方が発見でき、個性を生かすきっかけになることでしょう。

 

まずは、自分に対して見る時に否定的なメガネを外して肯定的な目で見つめてみましょう。新たな発見があることでしょう。

 

 

このように、自分に対して肯定的に見つめられる人は周りの人に対しても肯定的な目で見つめることができます。

 

 

「人間関係を築くのが上手な人」は、

 

 

「会話の中に肯定感が強い言葉を使う」

 

 

という特長があります。

 

 

この肯定感とは

 

 

「相手の存在や考えを尊重する心」

 

 

が含まれています。

 

 

 

凡人は、自分に対して否定的に見るだけではなく、人に対しても否定的に悪いところを探しがちです。一方、人間性の高い人は自分に対して肯定的に見ると同時に人に対しても良いところを注目して見る特長があります。

 

 

人は短所を探そうとするとどんな人も悪者に見えてきますし、長所を探そうとすると短所は全く気にならなくなります。

 

いわゆる長所しかみえません。人の良いことを探したり、認めたり、褒めたりすることは、相手もそうですが自分自身も嬉しくなるものです。

 

このように、自己を肯定する力を身に付けるならば、自分だけでなく相手も肯定できるので夫婦関係や人間関係がスムーズになり、人生を肯定することができるので、前向きな生き方を維持できます。

 

目の前に様々な逆境や困難があっても悲観的に捉えるのではなく、肯定的に建設的に考えることができるでしょう。

 

自分の個性を伸ばし、可能性を引き出し、限りなく成長するポイントは

 

個性を伸ばし、成長するポイント

 

→自己を肯定すること

 

です。

 

と言っても傲慢性や自己中心性は人生を不幸に導く要素ですから、混同してはいけないし、否定しなければなりません。

 

そのような自己中心的な傲慢性ではなく、自分の存在や価値を誇る自己を肯定する心こそ、幸せの礎になります。

 

 

では、今回のポイントを確認しましょう。

 

 

実践のポイント

夫婦 改善 

 

自分の長所を探してみましょう。


否定的な固定観念を持っていないか再確認しましょう。


肯定的な目で自分を再確認しましょう。


長所を伸ばす努力をしましょう。


夫婦や周りの人も肯定的に見て受け入れましょう。


 

 

このような実践を通じて素敵な自分創り、夫婦を創りをしてみましょう。

 

 

以上で終わります。ありがとうございました。

 

 

次回は「第38回 人を伸ばすコーチング」をお話します。

 

 

お楽しみ!

 

 

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