夫婦関係を深める共感力

第33回 夫婦関係を深める共感力

夫婦関係 共感

 

 

皆さん、こんにちは!

 

今回の「夫婦関係修復講座」は、関係を深めるために必要な

 

「共感する力」について話したいと思います。

 

 

「苦しみ、悲しみは分かち合えば半分になり、

 

喜び、楽しさは分かち合えば倍になる」

 

という言葉があります。

 

 

心、感情というものは分かち合うことで、嫌なことは半分に減り、うれしいことは倍に増えるということです。

 

 

このように、

 

 

「分かち合う力、共感力」

 

 

とは、不幸を半分にし、幸福を倍にするという幸せにする能力であり、幸せを創り出す能力となります。

 

 

「分かち合う力、共感力」

 

 

→幸せを創り出す能力、幸せにする能力

 

 

 

感情を共有するときは、誰もがうれしいものです。

 

 

悲しい時、辛い時、

 

 

「大変でしたねぇ」

 

 

「辛かったでしょうね」

 

 

「苦しかったですね」

 

 

と共感されると心が癒されます。

 

 

嬉しい時、楽しい時、

 

 

「良かったですね〜」

 

 

「本当に楽しいね」

 

 

「最高だねぇ」

 

 

このように、共に喜んでくれると二重の喜びです。

 

 

子供の成長においても親、特にお母さんから共感してもらった子供の心は、肯定的に安定しています。

 

 

子供が足をぶつけて痛がっている時に、

 

 

「痛かったね〜」と

 

 

お母さんが、顔をしかめて足を押さえてくれたりするなど、痛い時、辛い時、慰労されることは重要なことです。

 

 

さらに、テストで百点を取った時、スポーツで優勝した時、

 

 

「いや〜良かったね〜」と

 

 

自分のことのように感動してくれたりすると、どんなにか嬉しいでしょうか。小さな子供は、夜寝るときにお母さんが添い寝して一緒に眠ると安心してぐっすり眠るようになります。

 

 

「共感は心の添い寝」

 

 

ようなものですね。

 

 

いつまでも脇に居てくれる、肯定的に支持してくれる、見守ってくれているという、心地よい心を持つことができます。

 

 

子供に「寝なさい!」

 

 

と何度も言うよりも

 

 

「一緒に寝ようね」

 

 

と言って添い寝をすると、すぐ寝てしまいます。

 

 

同じように、落ち込んでいる人に

 

 

「頑張って!」と

 

 

連発しても逆効果の場合があります。

 

 

頑張れと言われれば言われるほど孤独になる場合があります。

 

 

その時、効果的な言葉は

 

 

「一緒に〜」と

 

 

いう言葉です。

 

 

 

「一緒に考えてみましょう」

 

 

「一緒にやってみましょう」

 

 

「一緒に頑張ってみましょう」と

 

 

いうだけで嬉しいものです。

 

 

このように、会話をする時も相手の感情を自分のことのように表現されると嬉しいものです。

共感するためのテクニック

夫婦関係 共感

 

では、共感する時のテクニックをいくつか紹介しましょう!

 

共感の技術

 

@うなずき、相槌を打つ

 

 

A感嘆詞を付ける(感情表現豊かに)

 

 

Bオウム返し(肯定的受容の姿勢で)

 

 

C目を見て会話する

 

 

 

 

相手の話しを黙って聞くよりも、うなづきや相槌があったら嬉しいものです。表情豊かに時には、笑顔でうなづき、時には真剣な表情でうなづくことが出来たらさらに良いでしょう。

 

 

相槌は漢字で書くと「相」「槌」となります。

 

 

つまり、相槌とは、刀を作るとき刀工が二人で交互に金槌を打ち、鉄を鍛えるところからきたものです。

 

 

ですから、相槌にはタイミングが重要です。

 

 

次に、うなづくにおいても感嘆詞を付けたら実感がこもるでしょう。

 

 

「そうですね〜」

 

 

「そうなんだ!〜」

 

 

「そうですか」

 

 

「な〜るほど」

 

 

「すごいですね」

 

 

「大変ですね〜」

 

 

「はぁ〜」「あ〜」「へぇ〜「ん〜」など

 

 

様々感情表現されると心地よいものです。また、聞く時にオウム返しで相手の言葉を繰り返すならば、心の共鳴現象が起こります。

 

 

「昨日、大変だったんです。」

 

 

と言えば

 

 

「大変だったんですね」

 

 

 

「今日、嬉しい事あったんです。」

 

 

と言えば

 

 

「嬉しい事があったんですね」

 

 

と同じ言葉を繰り返して言うだけでもしっかり聞いています、解っていますという肯定的受容の姿勢が伝わってきます。

 

 

相手が繰り返すことで自分の心が反射され、自分の感情の確認となります。さらに、話しのリズムが良くなりもっと話したくなり、会話がスムーズになるでしょう。

 

また、共感にとって大切なことは目を見て会話するということです。共感とは言葉を合わせるのではなく、何よりも心を合わせることです。

 

 

 

「目は心の窓」

 

 

 

というように心の動きは目に表れます。

 

 

夫婦関係 見つめる

 

 

 

「目を合わせることは心を合わせること」

 

 

 

これがポイントです。

 

 

目を見ると言っても睨み付けたり、必要以上に凝視したり、覗き込むような探りの目で見ることは当然避けるべきでしょう。適度に目を見て会話することは大切です。さて、共感とは字の如く、

 

 

「共感」とは、相手の気持ちを共に感じること

 

 

ですが、相手の気持ちを自分のことのように感じる能力が必要になります。

 

 

その能力とは・・・

 

 

人の痛みの分かる人、人の喜びの分かる人です。人の痛みの分かる人とは、苦労人が多いものです。自分が辛いこと、悲しいこと、困難なことが多かった人は、人の不幸に敏感に深く共感してあげることができる人でしょう。

 

 

苦労人の長所は、人が不幸になった時、慰め上手です、共感上手なのです。苦労人は人の不幸を半分にしてあげる能力を持っています。

 

 

もっと厳密に言えば、

 

 

人の痛みが分かる人、人の喜びが分かる人

 

 

→ 苦労を乗り越えて、感謝している人

 

 

です。

 

 

苦労をしていたけれども乗り越えられずに、しこりになっていたり、恨みになっている人は逆に不幸になっている人をもっと不幸にしてしまうものです。無意識に人の不幸を喜んだりします。親子関係でも同じです。

 

 

自分の人生に恨みを持っている人は、子供に対して表面上は幸せになって欲しいと思っていますが、いざ目の前で子供が幸せそうに喜んだり、はしゃいだりしていると不思議にも不機嫌になる場合があります。

 

 

恨みを持っている人は、人の喜びに共感できず人の苦しみに対しても半減させる力はありません。

 

 

自分と同じような苦労、それ以上の苦労しながら笑顔で前向きに生きている人の共感は希望と生きる意欲を与えてくれるものです。

 

 

 

また、

 

人の喜びが分かる人

 

 

→感動しやすい人、感激しやすい人

 

 

であるといえます。

 

 

小さな恵みでも、

 

 

「いやー、良かった」と

 

 

感動、感激、感謝している人は、人の喜びに敏感に深く共感してあげることができる人でしょう。

 

 

純粋な素直な人は、喜びに敏感な感激屋が多いものです。自分の喜びを実感している人は、人をも嬉しくさせていくことが得意なものです。

 

 

小さな幸せでも目の前の人が感動的に

 

 

「良かったねえ〜」と

 

 

言われると有り難さが増し加わるものです。

 

 

 

このように、

 

肯定的な共感は

 

→相手の肯定的な感情を増進させる

 

となります。

 

 

共感と似ているけれども違うのが

 

 

「同感」 「同情」 です。

 

 

同情とは、

 

 

例えば 「先日、夫が入院して大変だったの」 というのに

 

 

対して

 

 

「分かるわ〜去年うちでも夫が入院して大変だったもの」
という場合があります。

 

 

この場合、相手の気持ちに共感しているようですが、相手の気持ちが中心ではなく、同感する自分の気持ちが中心となり、自分の気持ちが先行して話しがちになります。

 

■同感

相手の気持ちが中心ではなく、自分の気持ちが中心になっているあくまでも相手の気持ちが中心であり、相手の立場に立って話すことが大切です。

 

 

またもう一つ、同情というものがあります。

 

 

「お気の毒に」

 

 

「可愛そうに」 という

 

 

相手のことをなんとかしてあげたいという感情です。

 

 

これは、「同情」相手を見下す姿勢になりやすいものです。相手は何とかしてあげなければいけない人であり、自分は何とかしてあげようという関係ですから上下関係になりやすく、本当の信頼関係は築けません。

 

 

共感的理解をする為には、対等な関係性が大切です。

 

 

このように、

 

共感(共感的理解)

 

 

・相手の内側から相手を理解しようとすること

 

 

・相手の感情を正確に汲み取り、相手の思いをそのまま受け止めること

 

 

共感(共感的理解) とは、

 

 

相手が感じていることを相手の身になってあたかも自分が相手だったらと考え相手の内側から相手を理解しようとすることといえます。

 

 

 

共感的理解というものは自分の考えや意見を挟まず相手の感情を正確に汲み取り、相手の思いをそのまま受け止めることです。

 

 

 

相手にとっては、ただ共感してもらうことを通じて、自分の心を鏡に映し出されるように理解し肯定的に受け止めるきっかけになります。共感力は生きる意欲を与えることになります。

 

 

■共感(共感的理解)

 

 

・相手の内側から相手を理解しようとすること

 

 

・相手の感情を正確に汲み取り、相手の思いをそのまま受け止めること

 

 

・生きる意欲を与えること

 

 

・相手の存在を肯定し尊重する姿勢

 

 

 

逆に言えば、共感されていない人は生きる意欲を失いやすい人かも知れません。

 

 

 

共感することを通して、心を一つにすると同時にその人の存在を肯定し、尊重する姿勢にもなります。このように、共感的理解を家庭の中で、職場の中で、友達との中で、成せたならば、幸せな人間関係となります。

 

 

 

一般的に男性よりも女性の方が共感力が備わっているように感じます。女性同士の仲の良い関係の会話は感嘆詞が多く、共感の連続のように感じます。

 

 

 

また、家庭でもお父さんよりもお母さんの方が、子供たちに対して共感してあげることが多いでしょう。

 

■母の愛

 

夫婦関係 母

 

慰労と感動で生きる意欲を与える働き母の愛とは、慰労と感動の働きとも言います。生きる意欲を与える働きです。

 

 

子供にとってもご主人さんにとっても女性の共感は最高の力の源になります。

 

 

反対に

 

 

「受容拒否」

 

 

と形で子供を拒否したり、

 


「受容拒否」

 

 

という形で夫を拒否したりする場合は、子供や夫に大きなダメージを与えることでしょう。

 

 

 

共感力を身に付けることは、女性らしさを高める為にも重要な要件ではないでしょうか?

 

 

 

では、今回のテーマ「第33回 夫婦関係を深める共感力」のポイントを確認してみましょう。

 

 

 

実践のポイント

夫婦 改善 

 

人の話に「うなずき」「相槌」「オウム返し」をしながら聞いてみましょう。


相手の喜びや悲しみなどの感情に合わせ、表現豊かに反応しましょう。


相手の目を見て会話しましょう。


人の痛みや喜びが分かる人になりましょう。/span>


慰労と感動の共感力を高めていきましょう。


 

 

このような共感する力を磨きながら愛情豊かな関係を築いていきましょう。

 

以上で、終わりと致します。

 

 

ありがとうございました。

 

 

次回は、「第34回 夫婦関係を楽しくするユーモア」です。

 

 

お楽しみに!

 

 

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