第29回 肯定的な言葉で表現する

第29回 肯定的な言葉で表現する!

皆さん、こんにちは!

 

さて、「夫婦関係修復講座」も気が付けばたくさん回数を重ねてきましたね。

 

やっと、本質的なことを話せる段階になってきたと考えています。たぶん、この講座を読み進めていくと、皆さんの人格が向上するのではないか?そうなれば人生も変わるのではないか?

 

人間的にも丸くなって、人間関係に対して余裕を持った、そのような人格に成れると思います。ぜひ、今後もチェックしてみて下さい!

 

それでは、始めて参りましょう!

 

肯定的 言葉

 

今回のテーマは、第29回 「肯定的な言葉で表現する」です。

 

 

夫婦関係を良好に保ち、深く結びつくためには、コミュニケーション能力の伝える力を伸ばしていくためのアドバイスの一つをご紹介します。

 

 

それは

 

 

肯定的な言葉で表現する

 

 

ということです。

 

 

私たちは日頃、言葉によってコミュニケーションがうまくいったり、うまくいかなかったりもします。言葉は相手に与える印象を決定するだけでなく、自分の人生にも大きく影響します。

 

 

・肯定的な(プラスの)言葉

 

 

⇒ 肯定的な(プラスの)感情

 

 

・否定的な(マイナスの)言葉

 

 

⇒ 否定的な(マイナスの)感情

 

 

 

例えば、肯定的なプラスの言葉を使えば自分自身の心は肯定的なプラスの感情になり、否定的なマイナスの言葉を使えば、否定的なマイナスの感情になったりするものです。

 

今の心の状態は、過去に使った言葉が影響し、実現しているものといえます。正に、どんな言葉を使うかで人生が決定する、

 

 

言葉が人生を創る

 

 

ということです。

 

 

ですから、

 

 

美しい言葉を使う人は

 

 

 ⇒  美しい人生

 

 

となり、

 

 

汚い言葉を使う人は

 

 

 ⇒ 汚い人生

 

 

となります。

 

 

 

肯定的な言葉を使う人は

 

 

 ⇒ 肯定的な人生

 

 

となり、

 

 

否定的な言葉を使う人は

 

 

 ⇒  否定的な人生

 

 

になるということです。

 

 

 

このように、言葉に人生が左右されるように大きな影響があるものです。

 

 

もうすぐクリスマスですが、ただお祝いするだけではなく、世界のベストセラーと言われている聖書も読んでみるといいと思います。別に信仰しなくていいんです。では、聖書にも言葉の大切さを強調する聖句があります。

 

肯定的 言葉

 

 

はじめに言があった

 

言は神と共にあった

 

言は神であった

 

すべてのものはこれによってできた

 

できたもののうちで一つとして

 

これによらないものはなかった

 

(ヨハネによる福音書第1章1〜3節)

 

 

このように、神は言葉によって全てを創られたキリスト教では教えています。

 

 

私たちも素晴らしい建物を造ろうとすればするほど、緻密な計算された設計図=言(ことば)が必要なのと同じですね。

 

 

私達の人生も言葉によって、つくられています。私達は日頃、どのような言葉使っているのでしょうか?以外と同じような言葉を繰返し使いやすいものです。

 

 

そこで

 

 

「口ぐせは心の鏡である」

 

 

という言葉があるように言葉は心の反映です。

 

 

例えば、「困った、困った」という言葉を口癖とする人がいたとすれば、その人の人生は、ずっと困った事の連続でしょう。

 

 

何故かというと困ったと言いながら、困るような現実を呼び込む人生を自分がつくっているからです。

 

 

今一度、私達の言葉を再確認して人生を再創造していきましょう。

 

 

「言葉」 ⇒ 「意識」 

 

 

⇒ 「心」 ⇒ 「人生」

 

 

言葉を変えることを通じて、意識を変えることができます。意識を変えることで心を変えることができます。心が変われば、人生が変わってきます。

 

 

ですから、

 

 

どのような自分になりたいのか?

 

どのようなような人生にしたいのか?

 

どのような人間関係をつくりたいのか?

 

明確にして言葉を選択していきましょう。

肯定的な言葉は人間の無限の力を引き出す!

肯定的 言葉

 

また、子供の成長過程を見ても言葉は重要です。人間の生き方のパターンがつくられる満二歳くらいまでの間にお母さんから「かわいいね〜」というような愛語を学ぶことや、スキンシップをしてもらうことが重要なことのようです。大きくなってから非行に走ったり、情緒障害などの問題を起こしたりする子供の原因は何でしょうか?

 

 

小児科のお医者さんたちは、その原因として乳幼児期の母子間のコミュニケーション不足をあげています。

 

やはり、親子の言葉の交流が子供の心を育むということです。

 

 

非行や情緒障害の原因の一つは、

 

 

「乳幼児期の母子間

 

 

のコミュニケーション不足」

 

 

ですから、

 

 

言葉は心を育てる母乳である

 

 

いうことわざは正にその通りです。

 

 

 

心の成長というものは人と言葉を通じてコミュニケーションをはかることや、良い本を読むことや、大きな声で歌を歌うことなどの体験を通して、成されることが大きいものです。

 

 

耳や目を通して入ってきた言葉は人間の潜在意識へと深く浸透していきます。言葉は生きていますから、潜在意識に蓄積された言葉は人間をコントロールし始めます。

 

 

良い言葉がたくさん入った子供は、言葉に込められた良き命が、子供を動かしていくし、子供の心もそれを実現しようと働くので結果的にその子の人生は良い方向に転換していくわけです。

 

 

ですから、

 

 

美しい心は

 

 

美しい言葉から生まれる

 

 

といわれるものです。

 

 

「うざい!」

 

「きもい!」

 

「ムカつく!」

 

 

などの言葉は論外といえます。

 

 

このように、言葉が人生に与える影響は大きいということです。では、どのような言葉がよいのでしょうか?人間関係でもどのような言葉を使えば、相手が受け止めやすくなるでしょうか?

 

 

ここで、興味深い資料を紹介します。

 

禁煙プログラム

 

まず、はじめにアメリカでの驚異的な成績を上げた禁煙プログラムです。禁煙しようとしている人に従来のように、タバコは病気になる、ガンの原因になると言って、我慢しなさいと強調しても効果はあまりありません。

 

 

逆に禁煙のメリットを考え、タバコなしで生きられることが、いかに素晴らしいかというメリットを伝え始めたら禁煙する人が増えたといいます。

 

 

さらに、タバコは好きでないのだという自己暗示をかけたり、タバコのない素晴らしい人生をイメージできるように助けるプログラムでした。この徹底的にプラス思考での禁煙プログラムが驚異的な効果を上げたといいます。

 

 

プラス思考の言葉で強調

 

 

すると人はやる気になる

 

 

このように、してはいけない、しないようにという言葉よりもメリットを強調すると人はやりたくなるようです。また公衆トイレの表示も、時代とともに変化しています。

 

昔は、「汚すな」とか、「きれいに使いましょう」という言葉が多かったのですが、皆さん覚えていますか?年配の方々は、ご存知でしょう。

 

 

最近は「いつもきれいに使っていただき、ありがとうございます」とお礼まで書いてある場合が増えました。

 

 

使用する立場の人から見ると命令されるよりも肯定的にお礼までされると汚せないという思いが出てきたり、きれいに使おうという意欲が出てきます。

 

 

否定的な表現よりも

 

 

肯定的な表現の方が

 

 

人の気持ちを動かす

 

 

 

このように、肯定的な表現の方が人の気持ちを動かすということです。また、野球などスポーツの場合も同じです。

 

 

野球 メンタル

 

例えば、コーチがバッターに高めのボールは速いので、手を出さないようにとアドバイスをしたとしましょう。しかし、かえって高めのボールに対する強い意識があるので、つい手が出てしまいやすいものです。

 

 

それよりも低めのボールを狙えというアドバイスであれば、高めのボールに対する意識はなくなります。

 

 

否定的な表現のアドバイスよりも

 

 

肯定的な表現のアドバイスの方が

 

 

効果がある!

 

 

 

このように、

 

 

「するな」 「やるな」

 

 

というよりも

 

 

「してみなさい」「やってみなさい」

 

 

 

と肯定的な表現の方が効果のあるアドバイスとなることでしょう。このようなことは私達の人生、全てに渡って当てはまることではないでしょうか。

 

 

例えば、失敗しないように、離婚しないように、というように

 

 

「〜しないように」とか

 

 

「〜ならないように」

 

 

という否定形での心がけには、その逆の失敗や離婚がいつも見え隠れしているので、問題があります。

 

 

否定形での心掛けよりも肯定的な

 

 

表現での心掛けが大切である

 

 

それよりも成功する幸せな家庭になるというように肯定的に意識し、表現することが大切となります。

 

 

ところで、アメリカのハーバード大学で最近、学生たちに大変人気のある授業があると聞きました。

 

 

それは「肯定の心理学」という科目です。

 

その科目を指導する担当教授によれ1960年代から最近まで大部分の心理学者たちは病理学的モデルを通して心理学を発展させてきたといいます。

 

病理学的モデルとは、疾病を研究する時、病気自体に集中し研究する方法をいいます。

 

すなわち、病気をよく理解し研究すれば、それに対する治療の方法を探すことができるだろうとし、そうすれば人間は健康になるだろうと信じてきたのです。

 

しかし、統計を見てみると予想とは反対の結果が出たのです。病気に対する集中は、患者をより憂鬱にして治療効果がより低くなったというのです。

 

そんな中2002年、セリグマン教授という人によって肯定の心理学が紹介されました。

 

 

あなたが今病気にかかって憂鬱なの

 

 

はあなたが良い行動、健康な行動

 

 

健康な習慣をつくらなかったからです

 

(肯定の心理学セリグマン教授)

 

ポジティブ心理学の挑戦 [ マーティン・セリグマン ]

 

肯定の心理学では、患者に、あなたが今、病気にかかって憂鬱なのは、あなたが良い行動、健康な行動、健康な習慣をつくらなかったからだといいます。

 

 

肯定の心理学は、疾病それ自体に集中するのではなく、より根本的な内容、すなわち健康な行動、健康な習慣に集中するのです。

 

 

肯定の心理学は、疾病治療に相当効果がありました。さる50年間、治療の成果が上がらなかったうつ病の統計治療に画期的な変化が起きました。肯定の心理学を通して、多くの患者たちが良い治療結果を得ているのです。

 

 

このように、

 

 

肯定的な視点、肯定的な理解

 

 

肯定的な言葉が人を動かす

 

 

ということです。

 

 

では、私達も日々の生活で、つい使ってしまいがちな否定的な言葉を肯定的な表現に変えてみる工夫をしてみましょう。そうすれば、自分の感情、相手の感情に良い影響を与えていくことでしょう。

 

 

例えば、よく使う言葉、「すみません」 という言葉は優しく丁寧な言葉ですが、「ありがとう」 と感謝を表現した方が相手の心には嬉しく伝わるものです。

 

 

また、「疲れた!」 という言葉よりも「今日はよく頑張った!」という言葉へ、「運がない」という言葉よりも「いい勉強になった。これから必ず運が良くなる」

 

 

という言葉へ、「貧乏暇なし」という言葉より、「お金持ちになるために忙しい」という言葉へ転換してみたらどうでしょうか?

 

 

チェックすみません

 

 

→ ありがとう

 

 

チェックあ〜 疲れた!

 

 

→あ〜 今日はよく頑張った!

 

 

チェック運がない!  

 

 

→ いい勉強になった。

 

 

これから必ず運が良くなる

 

 

 

チェック貧乏暇なし

 

 

→ お金持ちになるために忙しい

 

 

 

同じような意味であっても否定的な表現と肯定的な表現では、与える影響が大きくなります。このように、言葉が人生をつくります。感動した言葉、心に残った言葉を意識して口癖にしてみましょう。

 

 

世界の人が喜ぶ言葉を意識して選択していくならば、宇宙が人生に幸福をもたらしてくれるでしょう。人間関係も同じです。人の長所を探してみましょう。その長所を認め、褒めていくならば、相手も喜びます。

 

 

さらに人の長所を探そうとすると短所が目に入らなくなります。人に対する見つめ方を変えることで、コミュニケーションは豊かになります。

 

 

では、今回のテーマ「肯定的な言葉で表現する」のポイントを確認してみましょう。

 

 

実践のポイント

夫婦 改善 

 

言葉が人生を創ることを意識してみましょう。


言葉を肯定的な表現で表してみましょう。


否定的な口癖がないか?再確認してみましょう。


人を褒める工夫をしてみましょう。

 

 

このように、人生を劇的に転換するポイントは言葉の転換です。心掛けて実践してみましょう。

 

以上で終わります。

 

 

ところで、私が日頃、残念に思っていることがあります。世の中を見れば簡単に離婚してしまう人がいることです。

 

これまで、皆さんが学んできたことの少しでも知っていたら、確実に離婚する人は減っただろうにと思うのです。特に残された子供の心は本当に傷付きます。

 

「子は宝」と言いますが、親が離婚した子供たちが受けるダメージは相当なものです。社会や日本の国にとっても大きな損失です。

 

講師をしてきましたが、まだまだ力不足を感じるのです。でも、今は、「良いもの良い」と情報共有できる時代となりました。

 

そこで、今回の話しは良かったと感じるもので結構ですから、皆さまの情報発信のご協力をお願い致します。

 

 

良いものと感じましたら、下のSNSで、ご紹介願えたらと思います。勝手なお願いですが、よろしくお願いします。

 

それでは、終わりにします。ありがとうございました。

 

次回は、「第30回 態度を通して表現力を磨こう!」です。

 

お楽しみに!

 

 

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