第8回男と女の違い

第8回 男と女の違い

第8回 男と女の違い

 

今日のタイトルは「男と女の違い」です。

 

男と女の違い

 

 

 

皆さんの家庭では、こんな事はないでしょうか?これはある家庭の話しです。夫が仕事で帰って来ました。そうすると、台所にいた奥さんが、

 

 

「あなた、ティッシュペーパー買って来てくれた?」

 

 

と聞きました。

 

 

夫は、「何の話し?」と言いました。「夕べ、ティッシュペーパーなくなったから,、買って来てって言ったでしょ?!」

 

 

夫は、「聞いてないよ!」

 

 

奥さんは「言ったわよ!!」

 

 

「聞いてないよ!」

 

 

「確かに言いました!!」

 

 

「聞いた覚えないよ!!」と…

 

 

まあ、こういう言い合いになることがあります。

 

 

 

こういう事、皆さんの家庭ではないでしょうか?このケースで言うと、確かに夕べ、夫に向かって奥さんは、言ったわけですよね?それは間違いないんです。

 

 

しかし、もう一方で夫は聞いた覚えがないというのは、ウソではないんです。どうして、こういう事が起こるのでしょうか?

 

 

奥さんの立場からすれば、しらばっくれて、夕べちゃんと言ったのに、買って来るのを忘れたものだから、聞いた覚えがないと言っているだけだろうと聞こえるわけですが、しかし、実は夫も本当に聞いた覚えがないというのは、決してウソではありません。

 

 

なぜ、こういう事が起こるかというと・・・

 

 

『原因は、男女の脳の機能の違いにある』

 

 

といえます。

 

 

人間の脳は、右脳と左脳に大きく別れています。女性の場合、物事を考えてしゃべる、言語に関する領域というのは、左脳だけでなく、右脳にもあるのです。両方にあるというわけです。

 

 

しかも左右の脳をつないでいる脳りょうというものが、女性は男性より、非常に太いので、情報交換が容易にできるという特徴があります。

 

 

男と女の違い

 

 

ですから、女性は同時に複数の作業をこなすことができます。一方、男性の脳は、専門化が進んでいて、言語領域は左脳に集中しているのです。

 

 

そのような特徴からすると、男性は一つのことを突き詰めて、もっと深く、もっと詳しく、より結論をと、このようにして、ずっと追求する事に良い能力を発揮します。

 

しかし、こういう違いから、いろんな問題が出てくるのです。結局、男性の脳は専門的な事には能力を発揮するのですが、同時に複数の作業をこなすのは苦手ということです。

 

 

裏を返していうと、男は一度に一つずつしかできないということなのです。ですから、いろんなおもしろいことがあります。

 

 

 

例えば、家族がみんなで食後、テレビを見ていました。そこに電話がかかってきました。

 

 

娘が電話を受けて、「お母さん、電話よ」と言って、お母さんが電話に出ます。

 

 

そうすると、お母さんは、「はいはい、◯◯ですね?はいはい」といろいろ話しているのですが、テレビの方も気になります。

 

 

それだけではなく、お母さんは、電話で話しをしながらも、テレビの方をチラッチラッとあらすじを追っています。こういう事ができるのです。

 

 

次にまた電話がかかってきました。

 

 

「今度は、お父さんよ」と言いますが、お父さんは振り向きません。「お父さんってば〜!」と言って初めて「お〜!」なんて言います。

 

 

やっと気がついて、「電話よ〜」というと、「何だ、いいところなのに〜」と言います。電話に「はいはい、私ですけど」と電話に出ます。

 

 

 

二言三言話すと、受話器をふさいで、「おい、ちょっとテレビの音小さくしてくれ!」とか、ある場合は「おい、テレビ消せ!」とこういう事を言います。

 

 

そうすると、お母さんと娘が恐い顔をして振り返ります。お父さんは、しようがないので、電話を持って隣の部屋に行きます。

 

 

終わったら出てきます。こういう事があります。あるいは、朝出掛ける前に歯みがきをします。そうすると、歯みがきをする時は、女性であれば、

 

 

右手では歯ブラシをゴシゴシとしながら、左手では蛇口をひねりながら、コップに水を入れながら、いっぱいにする、こういう事ができるのです。

 

 

 

ところが、男性がすると歯ブラシをゴシゴシとやっている間、蛇口から水が流しっぱなしとなりやすいのです。

 

 

 

一度に複数の事をこなすということが、女性はできるのですが、男性はできにくいということです。

 

 

特に特徴があるのが、会話をする時も、女性同士のおしゃべりを聞いていると相手の話しが終わっていないのに、こちらが話すということがあります。

 

 

女性は話しながら同時に聞くことのできる器用な事ができます。男性だと、そうはいきません。

 

 

こちらが話している最中に、向こうが話し始めると、ちょっと待てとなります。こういう点でも違います。

 

 

女性はおしゃべりしながら、手では洗濯物を畳んだりと作業をしています。もっと驚くのが、我が家の話しですが、妻が友人とおしゃべりをしています。そして、手では作業している、

 

 

隣ではテレビが点けっぱなしになっていたので、私はテレビを消すと、そうしたら、急に妻が振り向いて、

 

 

「あなた、どうして消すの?」というんです。

 

 

私は「誰も見ていないから」というと、「見ているわよ〜」というのです。私は冗談かな〜と思うくらいです。後で聞いてみたら、あらすじをちゃんと覚えているんです。

 

 

これは男性から見たら、もう脅威です。

 

 

しかし、女性から見たら、ごく当たり前の事です。そういう点でも男女には違いがあります。ところで、男女違いで特に際立った違いがあるのは、会話に対する違いです。

 

 

 

まず、話す言葉の数からして違います。だいたい男性が1日話す単語の数は、2000語〜4000語だそうです。それに対して女性は6000語〜8000語となります。

 

 

そして言葉だけではない、言葉にならないような言葉、「やあ」「まぁ」「わお」とか、目も目配せしたりとか、首を傾げてみたり、手で仕草をしたりします。

 

 

体で意思表示をするボディランゲージと言いますが、これも全部含めると1日どれほど意思表示の回数は男性は、男性が7000回、女性は20000回です。

 

 

 

これを見ても圧倒的に女性は約3倍の意思表示をし、言葉を話すということです。逆にいうと女性は男性の3倍おしゃべりをしないと夜安らかには眠れないということです。

 

 

さて、話をする動機も違います。

 

 

男性の話しは、「用件があるから」話すわけですが、女性同士は用件がなくても話します。話すことの動機が今日1日あったうれしかったこと、悲しかったこと、頭にきたことを共感してほしいという気持ちで話します。

 

 

ですから、話す動機が違います。また、話す目的も違います。

 

 

男性は、いろいろ知るための情報収集、自分の話しを受け入れさせる説得、問題解決と情報収集が中心となります。

 

 

ところが、女性は話している相手と良い関係を維持するということに関心があります。あるいは良い関係を作るということに中心をおいて話すことが多いです。

 

 

以上のことを整理してみると男性と女性とでは、

 

 

どのような傾向があるかというと・・・

 

 

男性は外で話しをしているので、家に帰ってきたら、もう話したくないのですが、女性はもっと話しをしたい、もっと聞いてほしい、このような気持ちが強いです。
男性は、長話しは苦痛になります。

 

 

しかし、女性はおしゃべりが楽しいという違いがあります。

 

 

またこれを相手から見るとどのように見えるかというと・・・

 

 

男の話しというのは、何か用件だけで味気ないと感じるし男性から女性の話し見ると、長々としていて回りくどい、要するに何を言いたいの?早く結論を言ってくれ、このようにせかされる事が多いと思います。

 

 

では、どうしたらいいのでしょうか?

 

 

心得としては、男性は妻に対して、十分に話しをさせてあげる、良く聞いてあげるということに心がけましょう。

 

 

また、一方女性は、家に帰ってきた夫が無口だからといって、私を嫌っているのではないのか?何か悪いことがあったのではないか?あまり気を回すこともありません。

 

 

夫の沈黙を見守ってあげてほしいのです。

 

 

もう一つの話しをすると、皆さんも家族で遠出をすることがあると思います。楽しいはずの余暇なのですが、夫も仕事で疲れているかも知れませんが、たまには家族サービスをしなくてはと思って、朝早く家を出ました。

 

 

そして二時間かけて目的地に着きました。目一杯、現地で楽しんで夜暗くなってから帰路に着きました。夫からすれば、これだけ時間と労力とお金をかけて尽くしたのだから、さぞ満足して喜んでくれるだろうと思っています。

 

 

ところが、家に着いた途端、妻が言った一言は「あ〜くたびれた〜」という一言でした。このような事がありました。これは男性と女性の違いなんです。

 

 

男性は、手一杯、動き回って、妻が傍に居てくれるだけで、それなりに楽しいわけです。

 

 

ところが、女性はただ動き回るだけということでは、疲れるだけで喜びません。

 

 

なぜかというと・・・?

 

 

そこに会話がないからです。でもこのような場合は大丈夫なんです。行くまで、また帰る途中に車の中でじっくり夫が話しを聞いてくれた、そして同情してくれた、

 

 

目的地に着いたら子供たちを遊ばせて自分たち夫婦は、木陰で腰をかけて、久しぶりに穏やかな話しができた、落ち着いて話しができた、あるいは途中で夕日がきれいだったので、

 

 

喫茶店に寄って、そこで夕日を見てロマンチックな会話が持てたなど、このような事があると、

 

 

「今日は良かったわ〜」となります。

 

 

 

またさらに、仕事をリタイアして熟年になると、このような事があります。

 

 

「じゃ、夫婦で旅をしましょう」

 

 

楽しいはずの夫婦の旅が、行った先々で衝突が起こって、不穏な雰囲気で帰って来ました。このような場合もあるわけです。

 

 

それは何かというと、動き回るだけのツアーならば、女性は満足することはありません。女性は買い物でも、お得な◯◯セットというのが得意ですが、ただ動き回るだけのツアーならばお断り、おしゃべりがセットになっているのであれば、OKですとなります。

 

 

男性は、よく知っておいたらいいのではないでしょうか。

 

 

また、私たちの五感においても違いがあります。五感というのは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚です。

 

 

全体的に五感は女性の方がデリケートだと言われていますが、この五感の中にも、男性と女性の特徴があります。

 

 

 

特に男性は、目から入って来る情報、つまり視覚からの刺激に強く影響を受けます。

 

 

 

女性は聴覚と触覚が特に敏感で、多く影響を受けます。ですから、耳から入る言葉とかスキンシップに大きな影響を受けるといいます。

 

 

この事を知っておくと役にたちます。

 

 

 

このように、男性としての心得は、妻は聴覚と触覚に敏感なのですから、優しい言葉をかけるとか、いたわりの言葉をかけるとか、そのような言葉を期待しています。

 

 

時々、手を取ったりあげたり、道を歩く時であれば、手を握ってあげたり、たまには優しく抱擁してあげたり、スキンシップを通して、相手に伝えるようにします。

 

 

 

一方女性として、考えれば、男性は目に見えるもの視覚に大きく影響を受けるわけですから、できるだけ容姿端麗、年はとっていてもできるだけ努力して、プロポーションを保つとか、化粧、服装に気を配り美しさかわいさを保つ努力、また身のこなし、しぐさ、言葉遣い、態度、物腰が柔らかく優しいという努力は、夫を愛情をつなぎ止めるのに大切といえます。

 

 

 

このようにして、私たちは「知ってるつもり」というのが、恐いです。

 

 

男性と女性の心理的、生理的な違いの一部を紹介しましたがとても大きなものがあります。

 

 

ですから、夫婦の間で、もう相手のことは知っていると思いこまないことです。男性と女性の違いをよく研究しながら、接することが大切だと思うし、自分の気持ちをやはり丁寧に相手に伝えるという努力も必要なのではないかと思います。

 

 

 

最後に実践のポイントを紹介いたしましょう。

 

 

 

実践のポイント

夫婦 改善 

 

知ってるつもりは失敗のもと


男と女の違いをよく研究する


夫は、妻の話をよく聞いてあげる


妻は、夫の沈黙を尊重してあげる

 

皆さんの家庭が、良くなるように、お祈り致します。それでは、今回はここまでとします。ありがとうございました。

 

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

関連ページ

第1回夫婦の愛は繊細なもの
夫婦の愛は繊細なものです。一瞬にして険悪にしてしまうものとは?
第2回相手の違いを認める
夫婦の性格の不一致をどのように乗り越えればいいのか?具体的な方法とは?
第3回 相手の欠点に悩んだ場合
夫、妻の欠点が見えて悩んだ場合、どのように乗り越えて行けばいいのでしょうか?その対処の方法を説明します。
第4回夫婦愛で大切な愛情表現
夫婦愛で大切な愛情表現はどのようにすればいいのでしょうか?夫婦愛のポイントを講義いたします。
第5回夫の愛と妻の愛
夫婦関係を修復するためには、夫の妻の愛の違いを知る必要があります。一体、どこが違うのでしょうか?
第6回ありがとうの力
ありがとうという言葉には、不思議な力があるのを知っていますか?夫婦の関係を改善する力、自分の人生まで改善する力があります。その秘密とは・・・?
第7回相手を生かす言葉
言葉には、生かす言葉、死なせてしまう言葉があります。どのような言葉が生かす言葉なのか?を学んでいきます。
第9回魅力的な夫婦になるための男らしさ女らしさとは?
男らしい男性、女らしい女性は、とても魅力的です。魅力的な夫婦になるためのポイントとは?
第10回 旦那のイライラはなぜ起こる?その原因とは?
旦那のイライラやキレるという現象はなぜ起こるのでしょうか?そこには「男のプライド」というものがあったのです。その真相に迫ります!
第11回 大切な家事
家事は面倒なものと考えがちですが、家事には愛情を伝達するという大切な役割があるのです。
第12回 金の切れ目が夫婦の切れ目?
夫婦関係に大きく影響するお金の問題、そんな危機を乗り越えるためのポイントを紹介致します。
第13回 夫の願いと妻の願い
夫婦関係がうまくいかないのは夫の願いと妻の願いをよく知らないということがあります。今回はその問題解決に向けてのポイントを紹介致します。
第14回 夫婦の会話
夫婦の会話を円満にするためにはある会話法が人気です。夫婦の会話を変化を起こす話し方とは?
第15回 夫婦は私の鏡
夫婦関係において相手の嫌な面をどのようにとらえていけばいいのでしょうか?今回はこの問題を考えていきます。
第16回 妻が変われば家庭が変わる
家庭の中で妻は大きな役割と力を持っています。今回は幸せの原則と合わせてお話します。
第17回 泣くこと笑うことの大切さ
夫婦で一緒に泣くこと、笑うことはとても大切なものなのです。その重要性をお話します。
第18回 結婚生活に必要なものとは?
結婚生活に必要なものがあります。大きく分けて4点あります。夫婦の間にきちんと準備されていますか?その必要なものとは?
第19回 男のプライドを大切にしよう!
男のプライドは、自尊心です。夫婦関係を修復させるには、男のプライドとはどんなものなのか?を理解し大切にすることが重要です。
第20回 夫婦関係の力を養おう!
夫婦関係は、コミュニケーションで成り立っています。夫婦関係を良くするとは、すなわち、コミュニケーションを良くすることです。そこでコミュニケーションを高める方法を解説していきます。
第21回 価値ある夫、価値ある妻となろう!
夫婦関係を円満にするために、価値ある夫、価値ある妻となるためには、何に気をつけるべきなのかを解説していきます。
第22回 夫婦関係を高める感謝力を身につけよう!
夫婦関係を高めるためには、感謝できる能力が大切です。大石順教先生の教訓を通して学びましょう。
第23回 夫婦関係を高めるために理想を夢に描こう!
夫婦はどこに向かって行こうとしているのでしょうか?目標がない生活は力が出てきません。夢や目標の大切さを解説いたします。
第24回 夫婦は個性の違いを認めよう!
夫婦喧嘩をした時に相手が変わってくれたならばいいのにと思いますが、これが喧嘩の元になっているのです。どうすればいいのか?を解説していきます。
第25回 夫婦関係は傾聴が大切
話し上手は、聞き上手というように、夫婦関係は相手が理解しないとなりがちです。今回は傾聴をテーマとして解説していきます。
第26回 相手を変えるから自分が変わるへ
夫や妻に対して欠点を直してくれたら、うまくいくのにと思いますよね?これって、本当に難しいことなんです。だから夫婦関係は難しくなるのです!
第27回 夫、妻を肯定的に見る
夫婦関係は、親子関係が影響します。円満な夫婦関係を築くためには親子関係を見直すことが必要です。今回はその方法を解説します。
第28回 笑顔は人間関係の潤滑油
笑顔の持つ効果を夫婦関係に取り入れると驚くほど改善されていきます。科学的な根拠も解説していきます。
第29回 肯定的な言葉で表現する
肯定的な言葉は心にも変化を及ぼし、夫婦関係にも良い影響を与えるのです。具体的な例をあげて説明致します。
第30回 態度を通じた表現力
説得力のある表現方法とは?態度をみせた表現の強さ解説していきます。