第7回相手を生かす言葉

第7回「相手を生かす言葉」

今回は、普段使っている言葉について学んでいきましょう。

 

「相手を生かす言葉」というタイトルでお話します。

 

 

■バラバラな家族

 

 

親子 疎遠

 

ある女性の方の相談を受けた時のことです。

 

「一体どうしたらいいのでしょうか?」というので、

 

どうしましたか?と聞くと、

 

「このままでは家族がバラバラになってしまいそうです」

 

と言われました。

 

 

事情を詳しく聞いてみると、3人の子供がいるそうですが、

 

長男は大学に行くと同時に県外に出て行きました。

 

しかし、夏休みになっても帰って来ないそうです。

 

 

親子 疎遠

 

 

次の長女は高校を出て市内の会社に就職したのですが、

 

早くこの家を出たいと自分でアパートを借りて一人暮らしを

 

始めました。

 

 

たまに母親が訪ねて行っても、ドアを半分開けて「何の用?」と

 

言うだけで、部屋の中には入れてくれないそうです。

 

 

一番下の次男は、中学生で最近は「鬱症状」のため、

 

学校が休みがちだということです。自分とも夫とも口を

 

聞こうとしないようになりました。

 

 

このように、子供たちが皆遠くへ離れていくようで、

 

どうしたらいいのか?分からないということでした。

 

 

私は、この話しを聞きながら、夫婦関係に問題が

 

あるなと感じたので聞いてみました。

 

 

ところで、ご主人とは上手くいっていますか?と

 

尋ねてみました。

 

 

「上手くいっているとはいえませんね。

 

もうすぐに口ゲンカになってしまうのですよ」

 

というのです。

 

 

どうしてですか?と聞くと、

 

「私が何か言うと夫はすぐに怒ってキツイ言葉が

 

帰ってくるんですよ。そうすると私も頭にきて、

 

言い返すものですから、結局喧嘩です」

 

 

 

一方、ご主人にも聞いてみました。

 

すると、ご主人も困っているようでした。

 

 

「いやぁ〜、私も太っ腹になって何を言われても、

 

呑み込んでいけばいいのでしょうが、妻から

 

 

命令口調で言われるとつい、カッとなって、

 

結局、キツイ言葉が出てしまうのです。

 

 

そうすると、妻があなたには愛情がないと

 

怒るものですから、結局いつも喧嘩になって

 

しまいます。

 

 

そんな調子ですから、イライラして子供たちに対しても、

 

つい叱ってばかりでした。これじゃ子供たちが家から出て

 

行きたがるのも無理ありませんね」

 

 

 

こんなふうに、おっしゃっていました。

 

この家庭の場合、家族の一人一人が皆、傷ついています。

 

それは家庭の中での言葉が刺々しかったようです。

 

 

「言葉は想像以上に恐ろしい影響力を持つ」

 

ということです。

 

 

人の心を癒して、喜びや勇気を与えて、生きる希望になる

 

言葉もあれば、反対に人の心を傷つけて、怒りや怨みを

 

招いて、相手のやる気、意欲を喪失させる言葉もあります。

 

 

 

昔から、「言霊」と言って言葉には霊的な力があると

 

されています。

 

 

愛情深い思いから出た言葉は、相手を温かく幸せな

 

気持ちにしてあげることができますが、怒りの思いから

 

出た言葉は、相手に対して打撃として苦痛を与えてしまいます。

 

 

このようなことを日常の中で感じているはずなのですが、

 

しかし何故か相手に対して、キツイ言葉を使うことがあるのです。

 

 

 

自分は、優しい言葉を期待しながら、それが得られない時、

 

キツイ言葉を与えてしまうことで悪循環になっているのでは

 

ないでしょうか。

 

 

ところで、今回は「言葉の持つ力」を考えるのに相応しい

 

ケースがあるので、ご紹介しましょう。

 

 

 

言葉は「水」にも影響する

 

結晶

 

 

IHM総合研究所の所長であられる江本勝さんは、

 

長い間の研究の結果、水の発している波動や水を

 

凍らせた結晶から、水が人間の言葉や文字に反応

 

していることをつきとめました。

 

 

その研究の氷の結晶などは、映像を通して日本のみ

 

ならず世界にも成果が発信されています。

 

 

それによって、多くの驚きと話題を与えています。

 

江本勝氏の研究によると、水の結晶を見ると

 

 

「都会の水道水」 → 「ゆがんだ結晶」

 

 

「天然の名水」 → 「きれいな結晶」

 

 

を結ぶと言います。

 

またある実験では、容器に入れた水に毎日、

 

 

「ありがとう」

 

 

「ありがとう」

 

 

と声をかけた水と

 

 

「馬鹿野郎!」

 

 

「馬鹿野郎!」

 

 

と声をかけた水を比べてみると、

 

 

毎日「ありがとう」と声をかけた水は、きれいな六角形の

 

結晶を結んでいるけれど、「馬鹿野郎!」と声をかけた水は、

 

壊れた形の結晶しか結ばないということです。

 

 

また、水にクラシック音楽の名曲を聞かせると、

 

とてもきれいな形の結晶を結ぶけれど、

 

 

ところがヘビィーメタルの騒々しい、荒々しい曲を

 

聞かせると、崩れた形の結晶を結ぶということです。

 

 

また、ある実験ではビンに水を入れて、「愛」「感謝」という

 

言葉を書いた紙を貼り付けておきます。

 

 

もう1つのビンには、「ムカつく」という言葉を書いた紙を

 

貼り付けて、1週間経って凍らせます。

 

 

そして、氷の結晶を見てみると「愛」「感謝」の文字の

 

ビンは、きれいな結晶を結んでいます。

 

 

ところが、「ムカつく」の文字のビンは、非常にイビツな形の結晶でした。

 

さらに、小学生が行った実験で炊飯器で炊いたご飯を、

 

3つのビンに入れたそうです。

 

 

Aのビンには、「ありがとう」という紙を貼り付けて

 

学校から帰れば、「ありがとう」という言葉をかけます。

 

 

Bのビンには、「バカ野郎」という紙を貼り付けて学校

 

から帰れば、「バカ野郎」という言葉をかけます。

 

 

Cのビンには、何も書かないで白紙の紙を貼り付けて、

 

何の言葉もかけずに無視したそうです。

 

 

そして、1ヶ月後の結果はというと、

 

 

Aのビンの言葉のご飯は、黄色く発酵して麹のような

 

香りがしました。

 

 

Bのビンのご飯は、腐敗して真っ黒になりました。

 

この実験から見た教訓として、きれいな言葉や文字を

 

使うことが大切だということがわかります。

 

 

もう1つの教訓として、

 

 

Cのビンのご飯は、どうなったかというと実は、

 

この3つのビンの中で一番初めに腐敗したのが、

 

Cのビンのご飯だったということです。

 

 

このように「バカ野郎」とか言われる以上に、

 

無視されるのが、一番悲しいことだということを

 

私たちに教えてくれています。

 

この話しを聞いて思い出したことがあります。

 

 

無視は、言葉以上に相手を傷つける

 

無視

 

前に相談を受けたあるご夫婦ですが、中学生の子供が、

 

ある時から学校に行けなくなり不登校になりました。

 

 

なぜ不登校になったのか?というと、あるイジメにあっていて、

 

皆から「シカト」というものでした。クラスの生徒が申し合わせて、

 

 

一切、口を聞かない、仲間外れにするというイジメです。

 

無視された子供は深く傷ついて、もう学校に行けなく

 

なったのです。

 

 

このように、無視するということは相手を傷つけて

 

しまうということです。

 

 

以上のように、水は人間の言葉や文字に反応すると

 

いうことが分かりました。

 

 

では植物や動物は、どうでしょうか?

 

植物や動物も様々な実験によって、言葉に反応すると

 

いうことがわかっています。

 

 

例えば、植物の実験では、鉢に植えた2つの花を用意します。

 

 

1つは、優しい言葉を毎日かけます。もう1つは、

 

声をかけず無視します。結果は、優しい言葉を

 

 

かけた花は、よく成長してきれいな花を咲かせて

 

くれました。声をかけなかった花は元気のないものとなりました。

 

 

花や樹木に、モーツァルトの音楽を聴かせると、よく育つと

 

言われます。また、ある農家の方は野菜にクラシック音楽を

 

聴かせて収穫をアップさせているといいます。

 

 

動物では、乳牛にクラシック音楽を聴かせるとお乳が

 

よく出るといいます。

 

人間に心地よい音楽は動物にも良いということです。

 

 

私たちが家庭で飼うペットは愛情に反応するということは、

 

ペットを飼った人ならば誰でも分かることでしょう。

 

 

このように、動物も植物も水も人間の言葉に反応するということです。

 

 

では、万物の霊長である人間はどうでしょうか?

 

反応しないということはないはずです。

 

 

私たちは、夫婦の間、親子の間、社会の間で良い言葉、

 

きれいな言葉、優しい言葉を交わすことが大切です。

 

 

さらに、もう1つ江本さんの実験で興味深いものがあります。

 

それは「祈りの力」です。

 

 

ある時に、江本さんは協力者350人と共に滋賀県の

 

琵琶湖に行って祈りを捧げました。

 

 

朝早く、琵琶湖畔で世界の平和と水への感謝を祈りました。

 

祈りの前の琵琶湖の水と祈った後の水の結晶を見ました。

 

 

やはり、祈った後の水はきれいな結晶ができたといいます。

 

人間の想い、念の力は大きな力があるということがわかります。

 

 

ですから、「祈りの力」は、大きな力があるといえます。

 

また、言葉によってもいろんな違いがあります。

 

Aのビンには、「〜しなさい」という命令口調、

 

Bのビンには、「〜しようね」という促す言葉をかけました。

 

 

Aの「〜しなさい」は、ゆがんだ結晶ができましたが、

 

Bの「〜しようね」という言葉は、きれいな結晶をつけました。

 

 

 

次に、否定口調も実験も同じです。

 

「ダメだよ!」という否定口調、もう一方は、「よくできたね!」と

 

いう言葉をかけると、否定口調はゆがんだ結晶ができました。

 

 

反対に、「よくできたね!」という方は、とてもきれいな結晶が

 

できるということです。

 

 

このことは、私たちに何を教えてくれているかというと、

 

「言い方」「話し方」も重要だということです。

 

穏やかに優しい言葉遣いで話すことが大切といえます。

 

 

これらの事を総合してみると、今まで私たちは、

 

言葉をむやみに使ってきたかも知れません。

 

 

しかし、これからは私たちは家庭に規律たてなければ

 

なりません。親が腹が立つからと言って子供にキツイ

 

言葉や汚い言葉を使ってはいけません。

 

言葉から態度、生活を変えなければなりません。

 

 

それでは、実践のポイントを整理してみましょう。

 

 

 実践のポイント 

 

夫婦関係

 

ありがとう 力 毎朝、笑顔で「おはよう!」

 

ありがとう 力 家族に優しい言葉をかけよう

 

ありがとう 力 花にも木にも「ありがとう!」

 

ありがとう 力 祈りで、ご飯も水もニコニコ

 

 

 

皆さんの家庭が、良くなるように、お祈り致します。

 

それでは、今回はここまでとします。ありがとうございました。

 

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